先日、福山サッカー協会の方へ以下のメールを送信しました。
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お世話になります。
今、ツイッター上で、
「４６万都市福山に、プロサッカーチームを！！」
との話が、始まっています。
福山競馬場の跡地利用（＝サッカーの専用グランドに作り替える）も、
視野に入れ、
地域の活性化、子どもたちの健全育成に、
必ず貢献できるものと、
私は賛同しています。
となると、やはり、
貴サッカー協会のご意向を無視するわけにはいきません。
広島県には、「サンフレッチェ」もあり、
新たに福山市にプロチームを作ることが、
可能なのか？
何とか、実現したい。
よろしかったら、ご見解をお知らせ下さい。
住所：
氏名：
携帯電話：
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（※住所、氏名、電話は、実物を記載）
このメールについて、以下の返信がありました。
（当ブログへの掲載に関しては、福山サッカー協会様の承諾を得ています。）
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福山サッカー会長の片山です。
競技場とプロサッカーチームの件については協会としても長年模索をしています。
また，協会のミッションに基づき現状分析と目標設定を行っています。
補足させていただくと，
福山協会管内（約１７０チーム所属）ではサッカーが出来るグランドが絶対的に
不足しています。また，芝のグランドは天然，人口合わせて４面しかありません。
その中で，来年夏完成予定のフットボールセンター（人工芝３面・常石）は
大変明るいニュースです。
観客席を有す競技場は竹ヶ端しかありませんが，Ｊリーグを開催できる規格を満たし
ていないので大規模改修が必要です。具体的な問題点をあげて要望はしてきましたが
財政難などで見通しがたっていません。
ちなみに，土地代や周辺整備（駐車場など）を別にして，新規建設費は２万５千人規模の
スタジアムで約１２０億円程度（県協会調べ）かかります。建設後も使用料収入だけでは
毎年膨大な赤字を生む可能性があり，そのことも解決しておかなければなりません。
協会としては，この現状を踏まえサッカーグランド確保の絶対数アップと芝のサッカー場の
建設及び竹ヶ端競技場を高規格に整備することが現実的対応と考えて現時点での中長期の
目標としています。
次に，福山にプロチームですが，「チーム」面と「経営」面でクリアしなければならない
厳しい課題があります。
「経営」については，選手やスタッフの報酬，試合に係る経費，天然芝のホームグラウンド
や練習場，付属施設が必要です。核となるスポンサー企業が複数必要ですし，財政基盤が
確立していないと加入資格すらありません。
「チーム」については，地区リーグ→県リーグ→中国リーグ→ＪＦＬ→Ｊ２→Ｊ１
とステップがあります。リーグ戦を勝ち上がる強いチームがいないと実現しません。
福山の人口規模からいえばＪＦＬ（全国リーグ）所属のチームがいてもおかしくありませんが，
現在，福山の社会人チームの最高位は県リーグです。
福山協会としては現時点では，サンフレをしっかり応援しながら，まずは中国リーグにチーム
を送り出さなければなりません。その為には，ＪリーグやＪＦＬ経験者の補強などの対応も必要
と考えます。当然，ここでも財政的な裏付けも必要です。
別件ではありますが，福山地区の中・高・大学に女子チームがないというのも大きな
課題と認識しています。
私は今，広島での「サッカースタジアム建設」となでしこリーグを目指す「アンジュヴィオレ」
を注目し応援をしています。このミッション成功のプロセスと経験が大きな示唆を与えて
くれると考えています。
協会としては，現状と課題を明らかにしながら地に足の着いた活動を行い，
キッズからシニアまでより多くの方に生涯サッカーを楽しんでいただく環境づくりが重要と考えています。
その上で，常に夢を持って一歩一歩前進していきたいと考えます。
長文になり申し訳ありませんが，ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
なお，協会の事業等につきましては福山サッカー協会ホームページをご覧下さい。
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（公財）広島県ｻｯｶｰ協会 副会長
福山ｻｯｶｰ協会 会長
片山 晴之
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（との、ご返信をいただきました。）
このご返信に対して、以下の返信を送信しました。
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お世話になります。
お忙しいところ、
ご丁寧にご返信をありがとうございます。
現状は、よくわかりました。
私も、小学校の時に、一時サッカーをしていた程度で、
現在はほとんどスポーツをしていません。
ですから、
サッカーに関しては、“素人”と言えると思います。
しかし、
そういう“素人”が、
“サッカー”を口にし始めたと言うことは、
それだけ、“サッカー”の認知度が向上してきたことの証であると思います。
福山に関しては、常石さんのご尽力、
また、広島に関しては、サンフレッチェ、
全国では、オリンピックやワールドカップでの日本選手の活躍、
中でも、女子の活躍は、
サッカーの人気と認知度を、一気に高めたと思います。
現状が壁が多いのはよくわかりました。
ただ、世界では、
日本より、お金がない国々が、
多く、サッカーに取り組んでいます。
他国の現状と、
日本の現状を、
同じ目線で見ることはできませんが、
サッカーへの期待や関心は、
私たち素人も、
最近、良く理解できるようになりました。
意外と、
素人の中に、
新しいアイディアがあるかもしれません。
あきらめずに、
「福山に、プロサッカーチーム」を視野に、
情報収集、世論の醸成をしていきたいと思います。
（中略）
今後とも、
お知恵をお貸し下さい。
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（以上の返信を送信しました。）
皆様も、よいお知恵や、情報がございましたら、
ご提供下さい。
よろしくお願いいたします。
さかもと未明さんが記した「再生JALの心意気」
