2012年3月29日木曜日

鞆の浦でインスピレーション。

広島県が作成した、観光キャンペーンのHP。

おしい広島県

この中に、「鞆の浦」の記述があります。

しかし、この中に、若干、正確でない記述があります。

HPの中では、「鞆の浦」を、

「国民的アニメの舞台になったとも・・」

とあります。

福山市民からすると、こういう表現は、気持ち的には十分あり得るし、
作者である宮崎駿氏に、「舞台です」と「言ってほしかった・・・」

という気持ちをお持ちの福山市民は多いと思います。

しかし、私が確認した限りでは、
「舞台」という表現は、作者自身は一度も使っていないはずです。

作者は、「インスピレーションを受けた(旨)」という言い方をしています。

そういう意味では、「おしい」という表現は、ぴったりです!!

しかし、これを「舞台」と言い切ると、
作者の意図とは、若干ずれるとおもいます。

この「インスピレーションを受けた」という言葉は、
クリエイティブなお仕事をする人間からすると、

非常に‘ポジティブ’な言葉です。
「舞台」という言葉より、

より「神聖」な言葉です。

私たちは、
作者があえて、「インスピレーション」というコトバを使った真意を、
理解すべきです。

「鞆の浦で、作品のインスピレーションをうけた。」

これが、事実であり、作者の意図に完全に沿った表現だと思います。

(ふくやまひろし)


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