2012年4月15日日曜日

福山の「ばら」について。(RCCの桜井アナウンサーへのメール)

福山のばら祭りが近づいています。
取材の予定はありますか?

福山のばらについての、他県からのお客様の反応は
概ね、「期待はずれ」というのが多いです。

理由を聞いてみると、「花」のイメージは、

「富良野のラベンダー畑」とか、
どこぞの「ポピー畑」とか、

「あたり一面花だらけ!!」

というイメージを抱いておられるそうです。

しかし、福山のばらは、
「あたり一面ばらだらけ!!」
にはなっていません。

ですから、県外の方は、

“期待はずれ”を感じるそうです。


これは、「ばら」という花の性質が理解されていないことが理由の一つと考えられます。

「ばら」の花は、種さえまけば自然に花が開くというモノではありません。

ばらの花を美しく咲かせようと思うと、

植え付けから、
接ぎ木、
剪定、
施肥、
除草、
消毒など、

数年にわたり、とてつもない手間・ヒマ・お金がかかるのです。

これを怠ると、
ばらの木は、基本は「つる性」の木ですから、どんどんと伸びて、見苦しくなり、葉っぱも、花も、虫の食い放題。

それでも、花が咲いたとしても、「いばらの道」などの、たとえがあるように、「美しい」姿にはならないのです。。

そういう事情が、他県の方には、理解されていないのです。
逆に言えば、そういう広報が足りていないと言えると思います。

そういう、裏方の大変な努力の部分を、マスコミの方には、十分取材して、全国に発信して欲しいです。





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