2012年8月24日金曜日

「武士道」「サムライスピリット」は国際社会では通用しない

日本人には、「武士道」とか、「サムライ・スピリット」と呼ばれる精神文化があります。

しかし、これらの言葉は、
具体的で、明確な意味づけがされているわけではないようですが、

日本人を特徴付けるキーワードとして、
時々登場します。

これを、
現代の言葉で言い換えると、

「正々堂々」とか、
「礼儀正しさ」とか、
「直球勝負」とか、
「マナーの良さ」とか、

前向きで、全力投球のイメージで、
ポジティブな言葉として、
日本人が好んで使うようです。

海外の人の中にも、
日本人を評価する言葉として、
好んで使う人もいるようです。

しかし、この言葉は、

良い面と、悪い面を持っています。

良い面は、前出の通りですが、

悪い面とは、
「例え、負けても、正々堂々と戦ったのだから、悔いはない。」

という言い方で語られるように、
「負け」を正当化する側面があるのも事実です。

この、悪い側面は、
このたびのロンドンオリンピックでの、
男子サッカーの、
対韓国戦で、

顕著に表れました。

日本選手は、
ファールは良くないものなので、
ファールを取られないように、

全力でがんばりました。

しかし、
韓国の選手は、
多少のラフなプレーも、

ルールの内側なら、
かまわない。

しかも、
審判に見つかるのが
3回以内なら、

ルールの内。

と、日本選手に、
強く当たってきました。

この日韓の気質の違いは、
今の竹島問題にも現れています。

日本は、
真正面から、「国際法」を盾に
「正論」を通そうとしています。

しかし、
韓国は、
力ずくででも、
実効支配しようとしています。

しかも、李明博大統領は、
「トクトへは行ったが、竹島には行っていない」
と、日本側の主張の肩すかしを狙っています。

これからも明らかなように、
議論がかみ合わない相手には、

「正論」だけでは、
勝てない事があります。

仮に、国際司法裁判所で、
日本側の主張が通ったとしても、

韓国が、
頑として、竹島を占拠してしまったら、

だれが、
どうやって、それを排除するのでしょうか?

結局、最後は、
力の勝負。

つまり、
軍事力の衝突の可能性は
捨てきれないのです。

(ひろし)も、決して
武力衝突を望んでいるわけではありません。

しかし、
最後の最後に、
結局力で押し通される事態を、

心配しているのです。


日本人の“美学”は、国際社会では、
通用しないことを、

今回のオリンピックでは、
多くの場面で感じさせられました。

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福山の正論!~ふくやまウオッチング~
領土問題は、国力の問題。日本の国力衰退の原因は、“原発事故”
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それと、もう一点。

韓国では、
学校で、「トクトは我が領土」と、
教育していると伝えられています。

もしこれが本当なら、
韓国の徴兵された国民も、
当然ながら、

“トクトは韓国領土”

との前提で、
軍事行動を想定し、
訓練しているはずです。

という事は、
竹島が本当に日本の領土なら、

韓国では、
子どもの頃から、
“洗脳”教育を受けていることになります。

こういう国民を相手にしているということを、
重々、肝に銘じて、
事に当たらないと、

キレイゴトだけでは、
なかなか解決しない可能性も、

十分にあり得ます。


(ふくやまひろし)


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