2014年12月3日水曜日

【路上ライブ】主催者目線を持ちましょう。

「池袋の路上アーティストたち、気を付けて」 警察に連行されたミュージシャンの「警告ブログ」が波紋


世の中、いろんなフィーリングがあります。
自分のフィーリングも大事。
でも、他人にも他人のフィーリングもある。
他人のフィーリングも、他人にとっては、あなたのフィーリングと同じくらい大事なものなのです。

そこに気づけるかどうかが、人間にとっての一つのステップだと思います。

路上ミュージシャンの方も、
自分が歌っている歌を、迷惑に感じている人もいるということに思いを致すべきです。

そういう思考回路は必要と思います。


だったら、どうするか?

路上ライブをやめるのか?
ライブハウスでやるのか?
野外音楽堂みたいなところでやるのか?
流しみたいに、おみせに入り込んでやるか?
キチンと許可をとって路上をやるのか?
なかなか許可が取れないなら、取れるように法律を改正するよう働きかけるか?
捕まるのを覚悟で、路上を続けるのか?


警察は、とにかく、事故が起こることを嫌います。
だから、窮屈なくらいの法令があるのです。

事故が起こらないように、自分たちがやりたいことを続けたいなら、やはり、事故を起こさないようなコスト(リスク)は避けられません。

大スターなどが、大きなホールや、野球場などでライブを行います。
しかし、観客目線だけだと、楽しければいい。それだけ。

しかし、アーティスト目線(主催者目線)だったら、とにかく、事故はNG。無事故に気を配ります。そのためには、関係各部署(警察やその他の行政)の許可は、必須です。

もしあなたが、本当に大物のアーティストになりたいなら、そういう主催者目線は必要と思います。


(ひろし)

《追伸》
昔ふくやまでも「ゼロヨン」が流行りました。知っている人は知ってますが、知らない人も多いと思います。
夜になると人影がなくなる場所(工業団地など)の直線道路。
夜な夜な若者が集まって、クルマの急加速を楽しむ。
人影がありませんから、迷惑を感じる人はだれもいません。

しかし違反は違反。
当然、警察も取り締まりしましたので、今はできないようになっています。

道路は、公共のものですから、公共のルールが適用されます。

《追伸2》
将棋にしても、スポーツ(野球やサッカーなど)にしても、自分が一生懸命がんばるだけでは勝てません。相手の動きを見て、それにどう対応するか?相手の動きを見ないと、いつの間にか、相手にやられている。そういうフィーリングと似ているかもしれません。

《追伸3》
以前に、スケートボードが流行りました。
そのときに若者達が、街のあちこちでスケボを走らせて、同じような問題になりました。
当時も問題だ、問題だ、と取り上げられました。「イマドキの若者はけしからん・・・」とか、逆に、「若者達の活動の場所を準備すべきではないか?」という意見もありました。
そんな意見を背景に、スケボの若者を支援しようと、市内の何カ所かに、スケートボードができる施設が作られました。
しかし、スケボの流行が廃(すた)ると、その施設もつかわれなくなり、廃墟?になりました。

以上。



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