台風のように通り過ぎていった。
私も普段は、
たま~~~~~~~~~~~~~~~にしか行かない、
ミスド。
今回は、
“半額”の文字に踊らされて、
行列に突撃!!
「半額で儲かるなら、普段から半額にすればいのに・・・」
との意見もあるが、
お店が提案する「価格設定」は、
実は、非常にムズカシイのです。
高すぎれば、お客様に支持されないし、
安すぎれば、経営が成り立たないし、
そこら辺の微妙~~~なさじ加減を見極めるのが、
経営の醍醐味でもあるのです。
で、
よく、「○○の原価はいくら?」
という疑問があります。
例えば、
化粧品の原価は??
とか、
コーラの原価は?
とか。
こちらのブログもご覧下さい。
Cherish Vol.2068 ~ 価格設定 ~
ボクは、
全ての商品の原価は、
「ゼロ円」
だと思います。
では、
たとえ話。
クルマ(売値=100万円としましょう)の原価はいくらでしょうか?
販売店が、100万円で売っている。
と言うことは、仕入れは、30万円くらい(アバウトで30%)。
じゃあ、あとの70万円は何?
いわゆる経費です。
セールスマンや整備士の給料とか、
店舗の建設費や、土地の代金など。
じゃあ、クルマを作った工場はどうなの?
やはり、部品を仕入れ(アバウトで言えば30%)
経費をかけて、製品を作る。
じゃあ、部品を作る下請けは?
やはり、原料を仕入れて(アバウトで言えば30%)
経費をかけて加工する。
じゃあ、原料は???
それは、地球。
鉄も、ガラスも、ゴムも、プラスチックも、
新素材も、
クルマの部品の究極の原料は、
全て、地球から持ってきたモノ。
つまり、
タダ。
今、地球に出回っている商品は、
ぜ~~~~~~~んぶ、
原料は、
地球から取ってきたモノでできている。
化粧品も、コーラも、
原料は、地球。
つまり、
タダ。
じゃあ、
なんで、100万円なんて値段がつくの???
それは、全て、
人間の労働の対価なのです。
地球上の全ての製品は、
人間が地球からタダで資源を集めて、
こねこね、こね回して、
できているのです。
クルマ1台の値段100万円は、
全て、人間の労働の対価なのです。
確かに、
モノを買う時に、
原価はいくら?
と考えることは、
大事なことです。
しかし、
目の前にある商品が、
全て、父ちゃん・母ちゃんたちが
汗水たらして、
働いてできている商品だとすれば、
100万円のクルマが、高いか?安いか?
という判断ではなく、
この値段で、自分に必要か?
必要なら買う。
必要なければ買わない。
そういう視点での買い物も、
買い物の楽しみを増幅させて、面白いです。
ちなみに、
ミスドが半額なら、
うちは、20個買うが、
クルマが半額になっても、
20台は買わない。
昔、ポテトチップスの宣伝で、
「100円あげますから、ポテトチップス、作って下さい」(趣旨)
というのがありました。
クルマで言えば、
「100万円あげますから、クルマ、作って下さい」
ということになります。
普通の人間では、
100万円もらっても、
いま、車屋で売っているようなクルマは作れません。
と言うことは、
「クルマ=100万円は安い」
と言うことになるはずです。
このような視点で、
いろんな商品・サービスの価格設定を、
見直してみてはいかがでしょうか?
世の中、
違ったモノに見えてくるかもしれません。
(ふくやまひろし)
瑠璃色の地球
福山を元気にする~ふくやまウオッチング~
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